この記事は盛岡市民文化ホール(大ホール)3階席で観覧した時の感想です。
『やっぱりステージ前の席じゃないと不安』という方の助けになれれば嬉しいです。
盛岡市民文化ホール(大ホール)3階席の話
3階席はちょっと安い
私はコンサートに行くのが好きです。
チケット購入時、座席のどこを選んだらいいか悩ましいところです。
今回、私は3階席を選びました。
理由は一番安かったからです。
最初は値段の高いS席にしようかと思ったのですがやっぱり高い。
今回の鑑賞は指揮者やコンサートマスターに興味があるわけじゃなし。
よく考えたら音が聞こえればどこでもいいのではないかと考え直しました。
そこで一番安い3階席にすることにしました。
3階とはいえ、なるべく見やすそうなところと思い、中央前から2番目にしました。
本当は3階一番前が良かったな。
ちゃんと見えるか不安
当たり前ですが音を聴くということについては全く支障ありません。
1階席に比べると距離も高さもあるので、ステージがよく見るかが気がかりでした。
実際には長所、短所があるのですが総合的には悪くはないという印象を受けました。
私は『ステージの近くで演者の顔をしっかり見たい』そういう気持ちでコンサートに行くことが多いです。
ところが、推しのタレントが出るとか、ミュージカルで出演者の表情をしっかり見たいということでもない限り、必ずしも前がいいとは限らないことに気づきました。
まず、1階一番前はステージを見上げる形になるのでちょっと首がつかれます。
クラッシックのコンサートだと指揮者の後ろ姿は見えますが、指揮者の前の演奏者は見ずらいです。
後ろの方にいる演奏者は『今演奏してるな』程度しか見えません。
バンドの場合、ギターは比較的前にいると思います。
が、ドラムを横ではなく後ろに配置している場合、あまりよく見えません。
ピアノ協奏曲の場合、座っている位置から見てピアノの後ろにいる人は見えません。
ところが、この3階席、トランペット吹いてる、フルート吹いてる、ティンパニー手で響き止めたな、トライアングル、楽器持ったな、置いたな、いろいろ見えます。
今までオーケストラの演奏座席は立体ひな壇にして欲しい。
いや、そうしたとしても、譜面台であんまり見えなそうと思っていたので、上から見下ろすのはありだなと思いました。
もしかしたら、全体を見るなら3階よりステージに近い2階席の中央一番前が理想かもしれません。
私は使ったことないですが、オペラグラスで演者の顔がはっきり見えるなら最強ポジションかも?
長所
音楽を聴くという意味において全く支障なし。
ステージ上の人物すべての動きが見える。
短所
ステージ上の人物の表情、衣装の素材感は分からない。
ちゃんと見えるか心配だったので、しっかり度数の眼鏡かけていったよ。
座り心地は?
座り心地は、普通の大きさの椅子と思いますが隣に体格のいい人が座った場合、窮屈に感じるかもしれません。
また、座席の間を横に移動する場合、膝を上げて通路を開ける配所をしないと通りづらいと思います。
長所もあります。
前の座席と階段状に椅子が配置しているので、鑑賞中、前に座っている人の頭が邪魔だと感じることがありません。
まとめ
今回は盛岡市民文化ホールでの3階座席のお話しでした。
特定の出演者に思い入れがなければ全然ありな座席だということが分かりました。
3階中央席の感想
長所
・他の座席より値段が安い(コンサートによる)。
・ステージ上の人物全体の動きを見ることができる。
・前列に座っている人の頭が鑑賞中視界に入らない。
短所
・ステージ上の人物の表情、衣装の素材等細かいところは見えない。
結論
ステージ近くが望ましい人
・推しを近くでしっかり見たい人。
・予算に余裕がある人。
3階でもいい人
・登場人物よりも全体の動きを見たい。
・視覚的なものに興味がない。
・なるべく低予算希望の人。
お疲れさまでした。
座席購入で自由に場所を選べるときは予算と何を見たいかでよく考えて決めてね。