オルガン練習でこんなミス!

練習

曲を弾けるように頑張って練習しよう!
努力しているうちに上達はするけれど、ある程度までいくと伸び悩む気がします。
もう一歩というところで完成とまではいかない。
そのことで、最近気づいたことを書いてみます。

最近のもりざき
地元のパイプオルガン講座受講生として頑張ってます。(もうすぐ終了)
只今、パイプオルガン練習中の曲のミスを減らす方法を考え中…。
などとのんきなことを言っている場合じゃない、気持ちだけは焦る毎日です。

はむざき
はむざき

一人で勝手に練習してるんだったら、一応弾けるからいいかなって思えるくらい練習したよ。
でも、今回は絶対とか確実といえる水準が欲しいんだよね。
大変だけど、これがレッスンの醍醐味?

まずはミスを減らしたい

ピアノやオルガンで曲の練習を初めたとき、素人として一番に考えることは何でしょう?
最後まで間違わないで弾けるようになりたいということじゃないかと思います。

そこで、頑張って苦手部分を克服して概ね弾けるようになったとします。
一人で趣味として演奏する場合はこのくらいでOKだと思います。
まず、ここに辿り着くまでのミスの原因を考えてみます。

ミスの原因
  • 技術的に未熟。
  • 運指が良くない。
  • 楽譜の譜めくりポイントなどで演奏中断の癖。など

これらを克服出来たら万々歳です。
ここまで辿り着けたら、『よく頑張った自分!』といいたいところです。

ところが、全部を通して弾いてみると必ずどこかでミスをするのです。
それが同じ場所なら部分練習とかあるのでしょうが、必ずしもそうじゃない。
これって、何なんでしょうね。

練習回数とミスの回数は比例するのだろうかと、ひたすら弾きまくるという練習もしてみました。
練習とともにミスは減ってくるようです。

どういう時に自分がミスをするかを考えながら何度も弾いてみます。
その結果、どうもテクニックとは別のところに原因があることに気づいたのです。

パイプオルガン的もっとミスを減らしたい

曲を練習していて最初のうちは同じところで失敗しました。
どうしたら弾けるか考え、工夫して苦手ながらもできるようになりました。

次は全部通して弾いてみます。
どこかで必ずミス!
それが意外と自分では得意と思っていた箇所だったりして『なぜ?』と感じました。
そこで、どういう時に自分がミスするか考えてみました。

もりざきがミスする原因
  1. 集中が足りない。
  2. 絶対外したくない音を流れに任せたり、勘を頼りにした結果見事に外す。
  3. 足鍵盤の位置確認と楽譜、手元の確認タイミングのアンバランス。
  4. 足鍵盤を使用していないときの足の不安定さが演奏の不安定さを助長させる。
  5. 演奏中の座る位置の微妙な移動、調整のタイミングが良くない。
  6. 暗譜と楽譜を見て演奏するのでは頭を使うポイントが微妙に違うのでその対応不足。
  7. 曲全体で自分が軸と感じる音(私の場合左手)の音を意識の中で見失う。

1.これは弾いている最中に別のことを考えるみたいなのはもちろん駄目です。
その他『最後まで間違わないよう頑張るぞ!』とか『あと残り1ページ』みたいなのも駄目です。
今の演奏に細心の注意を払っている状態を維持できないと間違うことが分かりました。

2.弾けるようになったが故の慢心です。

3.足鍵盤を間違わないよう足元に細心の注意を払った結果、手の方は何やってるか分からなくなる。
あるいはその逆。

4.足鍵盤を使用していないときの足をどうするか、自分が納得した形を決めておかないと、その不安定さが演奏に反映される。

5.『ここの演奏に入るまでに体の体勢を整えよう』みたいにざっくり考えていると、その時によって身体を動かすタイミングが微妙に違ってきて演奏が安定しない。

6.楽譜で迷子になったときのために暗譜した結果、楽譜を見ながらだと弾けないとか、足鍵盤、手元、楽譜をバランス良く見ることが難しくなる。

7.時々、ちょっと前まで普通に弾けたのに急に弾けなくなったと感じることがありました。
その原因として思い当たることがあります。
足鍵盤を間違わないように足鍵盤の音に意識を集中していたことです。
足鍵盤はちゃんとできるのですが『左手どこだっけ?』と演奏が中断されることもしばしば。
私の場合は左手の音をベースにぼんやり足鍵盤の音に注意するような耳の使い方の方がミスをしないということが分かりました。

はむざき
はむざき

指が動かないとか、足鍵盤がもたつくとか、どうもそういう問題じゃないみたい。
パイプオルガンって難しいね。

こんな具合で悪戦苦闘中です。
これらの問題を克服できるのか?
自分を信じてラストスパート。

はむざき
はむざき

練習のことで頭いっぱいで余裕がないので今日はここまで。
お互い音楽練習がんばりましょうね。